ひとが食するその場所が山形なのだから、米や水や野菜やといった使用食材は、できるかぎり山形産のほうがいい。そこに並べられる料理は、まさにこの山形の地で調理されたもののほうがいい。
それをつくるひとは、食べるひとのことを大切に想うことのできる身近なひとのほうがいい。その料理や味付けは、できるかぎりこの山形の食文化に根差したもののほうがいい。
それが、私たちが考えるおいしさの基本であり、私たちが考える“地産地給”という食のありかたです。
「食を給する」プロフェッショナル集団として、安全安心かつそこに求められている諸条件に応えるクオリティで、医療や福祉や暮らしのシーンのなかに安定的に食を供給し続けるということを使命としてきた私たちは、これからもこの“地産地給”というテーマのもとに理想的な「給食」のありかたを追求し、山形だからこそ実現可能なおいしい「給食」をかたちにしていきます。
山形給食センターの
“地産地給”とは
- 山形の良質な地産品を
できるかぎり選び、
使いながら、食を給すること。 - 山形のひとのために、山形のひとが
想いを込めてつくり給すること。 - 山形らしい食文化や
味付けのおいしさを給すること。
地域社会への貢献を続けて60年
山形給食センター設立は昭和38年のこと。地域の商工業者従業員の福祉と健康の向上を図ることが目的でした。以来、事業所給食、幼稚園給食、仕出し料理、病院給食、福祉施設給食など、食に関する様々な事業を展開してきました。これからも山形の皆様においしい食の喜びを給するプロフェッショナルとして、地域に貢献してまいります。
地域だから可能な、豊かな食の連携
食のおいしさの源は、水や作物、人や愛情。どれも地域にあるものです。山形給食センターは12のパートナー企業から成る協同組合であり、それを中心としたさまざまな連携が「地産地給」を支えています。地域のために、地域の人間が、地域の味をつくる。そういう食を、誇りを持って、おいしく、安定的に給する。それこそが山給の使命です。